ひとりごと2021秋

 

たまにふっと頭に言葉が浮かんで、その言葉がもつ意味を全身で理解して、腑に落ちる感覚を味わうことがある。こうした直観的な言葉は完全だから密度が高くて、自分の中にその重みや安定感が生まれることは心地が良い。ただ、それらを外に出して昇華せねばという思いもある。放出したら還元できるし、空き容量を作ることで新しいものがまた生まれる。今はまず、その循環を滞りなくできるようになりたい。

そんな大袈裟な、という感じだけれど、こういうときは自分に自分が憑依している感覚になる。キッチンでお皿を洗いながら、近所のタリーズでハニーミルクラテ(美味しいよ。おすすめ)を飲みながら、ガラガラの電車で窓に映る自分の顔越しに外の景色を見ながら、ふとした瞬間に。ってかこれを書いている今もそう。憑依っていうとなんだか怖いけど、自分が憑く分には全然困らないからいつでもウェルカム。昇華するためには因数分解しなきゃいけなくて、それを2人の自分が協力しながらやっているみたいだな〜と思う。